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天然木フローリング~オーク材の魅力~
記事:オーク材の魅力
配信日:2023.12.11

天然木フローリング~オーク材の魅力~


美しい木目、色合い、温かみや高級感を演出する天然木フローリング。
最も人気のある樹種の『オーク』は、チークやウォルナットなどと並ぶ高級木材の中でも、深みのある色合いと複雑な木目が美しく、強度や耐久性も優れていることから、一歩引き立つ存在となっています。
天然木建材を取り扱うニッシンイクス社の監修のもと、天然木フローリング「オーク材の魅力」についてご紹介します。

天然木建材の製造販売会社
株式会社ニッシンイクス

 

目次

 

オーク材の魅力”美しさ”

Oak wood

体と心にやさしい自然素材の天然木フローリング。
オーク材は、優しい色合いとキメ細かく美しい木目が魅力です。
直線的に並ぶ「柾目」、波のような模様が力強くしっかりと現れる「板目」、オーク材にみられる独特な木目で虎の縞模様のような柄の「虎斑」、これらの木目が表情豊かに織りなし、天然木だからこそのやさしい色味、温もりが美しさの特徴となっています。
またオーク材は、経年変化によってだんだんと色が濃くなっていくことも特徴で、年を重ねて使い込むほどに増していく深い味わいもお楽しみいただけます。
オーク材のフローリングは、モダンな住宅にはシンプルで洗練された内装に溶け込み、暖かみのある空間を演出します。
明るい色味のオーク材は、色調が均一で、質感も滑らかなため、家具やインテリアとの相良も良く、ナチュラルな雰囲気を好む方にとても人気です。
ヘリボーン柄などで印象を強めることもでき、住む人のライフスタイルをより豊かなものにしてくれます。

ニッシンイクス 複合オーク150幅

 

オーク材の魅力
“豊富な色彩のバリエーション”

Oak wood

一口にオーク材と言っても、いくつかの樹種に分類されます。レッドオークは、その名の通り赤みを帯びた色合いが特徴で、ホワイトオークは色合いがレッドオークよりも淡い黄白色で明るい色味が特徴です。
さらに日本のミズナラやヨーロピアンオークなどの多くの樹種、色味のバリエーションが豊富なこともオーク材の魅力です。
また、オイルや色が入りやすい木材なので、色味を濃くしたり、木目をはっきりさせたり、お部屋に合わせて様々な色合いや表情に仕上げることが可能です。
自然な色合いを保つナチュラル色や、洗練された空間を作り出すグレー、暖かみを感じさせるブラウンなどが人気です。

ニッシンイクス カラートーンL複合オーク150幅 スモーク5%

 

オーク材の魅力
“強度と耐久性、使いやすさ”

Oak wood

オークは天然木の中では比較的に硬く密度が高い材質のため、キズや凹みがつき難いのが特徴です。
そのため、適切なメンテナンスを行うことで、その美しさを長きにわたって保つことができ、コストパフォーマンスという面でも優れているといえます。
落葉広葉樹ならではのダイナミックさとキメ細やかさを併せ持つ表情は多くの人から愛されつづけ、場所を選ばずどんな空間にも溶け込みます。

 

オーク材の魅力
“メンテナンス性の良さ”

Oak wood

オーク材は、強度と耐久性の高さ、使いやすさから、メンテナンスがとてもし易く、住宅だけでなくオフィスや公共施設でもよく使用されています。
メンテナンスの基本は、日常の清掃と定期的なメンテナンスの二つに分けることができ、これらを適切に行うことで美しさと寿命を保つことができます。
日常的には、モップや柔らかな布でカンタンに乾拭き、砂やちりが床を傷つけることを防ぐために、掃除はこまめに行いましょう。
また、水拭きは避けてください。
メンテナンスは塗装の種類で異なります。
ウレタン樹脂塗装は木本来の質感に劣り、傷ができてしまった場合の補修が困難(専門業者に依頼など)ですが、コーティングによって傷や汚れがつきにくく、お手入れや掃除などが簡単にできます。
自然オイル塗装は、ウレタン塗装に比べ染みや傷が付きやすく、定期的に塗り直しが必要ですが、木の質感や温かみが感じられ、肌触りが良く、オイルの浸透により木を保護すると同時に木の美しさを引き出します。
また、補修や修復が容易という特徴をもっています。

 

ニッシンイクス (オーク材)
施工事例紹介

Oak wood

ニッシンイクス 複合オーク600角 パーケットクロス

ナチュラル&モダン&リファインドをコンセプトに、イレギュラーな形・大きさの木の組み合わせが生み出す美しさを表現した、ニッシンイクスオリジナルの商品です。上品な色の濃淡と表情を持つオーク材のみを厳選して使用しています。

ニッシンイクス 複合オーク90幅フレンチヘリンボーン

パーケットも手掛ける木工職人が、45°の精度を1枚1枚丁寧にコントロールしたフレンチヘリンボーンフローリング。
意匠性にこだわりながらも、お求めやすい価格帯を追求した価値のある商品です。

ニッシンイクス 複合オーク150幅

優しい色合いとキメの細かい美しい木目のオークを表層に使用しています。迫力のある150mmの幅広一枚物で、広い空間にも最適です。

 

オーク材を
フローリングに使うデメリット

Oak wood

ひんやりとした床

オーク材のデメリットの1つに、他の木材に比べて熱伝導率がやや大きいことがあります。
オーク材は硬くて空気をあまり含んでいないため、熱が伝わりやすく、素足で触れると体温が奪われて、足がひんやりと感じます。
冬場は特に冷たく感じてしまうので、スリッパや靴下を履いて生活することをオススメします。

定期的なメンテナンス

天然木のフローリングでは、オーク材に限らず、定期的にメンテナンスが必要です。
自然オイル塗装やウレタン塗装で仕上げますが、定期的に塗りなおさないとキズやシミが目立ってきます。
定期メンテナンスの際には家具なども動かして行う必要があるため、維持する手間はどうしてもかかります。

 

そもそもオーク材とは

Oak wood

広葉樹の一種であるオークには、ホワイトオークやレッドオークなど多くの種類が存在し、色彩や強度など、それぞれ異なる特性を持っています。オーク材は他の木材に比べて強度が高く、耐久性、耐水性に優れています。高い強度と美しい木目から、多くの用途で使用され、家具やフローリングなど、長期間使うことが前提の製品に使用されることが多いです。他にも、その耐水性からボートの製作や、風化に強いため外装材としても使われています。

オーク材の製造工程

オーク材の製造工程は、他の木材と基本的に同じですが、オーク特有の工程もあります。
オークの木を伐採した後、まずはバーク(樹皮)の剥離が行われます。
次に、製材所へ運ばれ、そこで製材されます。

オーク材は、その硬さから乾燥工程が必要不可欠であり、これがオーク材の製造工程の一つの特徴です。
じっくりと時間をかけて乾燥させることで、木材が独特な色味を持つだけでなく、その硬さや耐久性を保つことが可能になります。

最後に、品質チェックと仕上げが行われます。
ここで不適合などが見つかった木材は製品には使用されず、再加工されるか廃棄されます。
そして、品質が確認されたもののみがオーク材として市場に出回ります。

取材・文:家づくり情報サイト 運営係


記事監修

ニッシンイクスは、創業以来20年以上にわたり「快適な生活環境づくりに貢献する」という理念のもと、無垢・複合フローリングをはじめ木質系不燃ボードなど、自然および本物にこだわった快適な住環境づくりをご提案しています。
公式WEBサイトでは、施設ごと、壁材、床材ごと、またインスタグラムからこれまでの様々な実績をご覧いただけます。

会社名株式会社 ニッシンイクス NISSIN EX.CO.,LTD
所在地【本 社】山口県周南市鼓海2丁目 118 番地 63
【東京支店】東京都港区赤坂 1-3-6 赤坂グレースビル 5F
【南青山ショールーム】東京都港区南青山 3-4-6 AOYAMA346 201
【大阪事務所】大阪府大阪市中央区南船場 3-8-7 三栄ムアビル 503
【福岡事務所】福岡県福岡市博多区博多駅東 1-16-8 IT ビル 4F
【萩工場】山口県萩市大字福井下字稗田 297-1
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