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家づくり相談

玄関框と床の段差

玄関の框と床の段差ですが、場所によって面一だったりほんの少し段差があったりします。工務店に確認したら、誤差の範囲で仕方がないとのことです。
完璧を求めるのは難しいとは思いますが、そんなものでしょうか?
よろしくお願い致します。

専門家の回答

6件

2023年 5月 2日
設計図の詳細図で納まりが決められていれば、誤差も無く全て面一に納められます。
設計図で詳細図が無いと下地と仕上に因ってまちまちになるのは仕方が無いと思います。
工務店任せにするとどうしようもないですね。
参考にしてみて下さい。
矢印
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矢印
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2023年 5月 2日
写真が無いとなんとも言えないですが、床の材料次第じゃないですか?

無垢でもオークみたいなやつで、フローリングと框が直交するなら反りの影響で凸凹になりますよね。合板なら小さいですよ。捨て張りが合板ならそこまで凸凹にはならないです。
元々土台とか大引が真っ直ぐじゃないってことかもしれないですね。今更どうにもならないです。

アーバンギア 本多
http://www.urbangeardesign.com
矢印
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矢印
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2023年 5月 2日
それぞれの仕上げ材が何かわかりませんが、工務店になぜそうなのか説明をしっかり聞いた方が良いと思います。その上で納得できなければちゃんと意思表示した方が良いと思います。玄関入っていきなりは気になるところです。
矢印
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矢印
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2023年 5月 3日
初めまして。クサノユカリ建築設計室と申します。
京都で活動している設計事務所です。

設計図が段差を設ける仕様なのであれば仕方がないのではないでしょうか。
もし、フラットに仕上げる図面になっているのであれば、図面通りに工事が進んでいない可能性がありますので、
修正が可能かどうか、工務店か設計事務所へ相談された方が良いかと思います。
気になることは、現場を見ておられる設計士や工務店へ確認することが一番の近道ですし、工事が進めば進むほど手直しが難しくなります。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
矢印
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矢印
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2023年 5月 8日
はじめまして。山本嘉寛建築設計事務所の山本と申します。「誤差の範囲」とは曖昧で都合のよい表現ですね。

機械設計の世界では、許容される寸法誤差の最大値と最小値の差のことを「公差」と申します。例えば長さ50mmの棒を作るにあたって「公差±0.1mm」と指定すれば、長さ49.9~50.1mmまでが公差の範囲内となり、合格品と見なされます。

一方建築設計の世界では、玄関の框と床材を同レベルにて突付ける設計だとしても、その公差がいくつなのか、あらかじめ定められていない場合が多々あります。特に、品質管理されたプレファブリケーションの現場以外では、人力による施工精度の限界であったり、反りや伸縮膨張を生じる材料の特性を理由に、公差を厳密に設定することを避ける傾向があります。それが故に建築主様と施工者の間で認識の齟齬を生じているのであろうと思われます。

一般的に建築の現場では公差±0.5mm〜1mm程度の認識で施工が行われています。それを超えるギャップが生じているのであれば、「誤差」ではなく何らかの原因があると考えられます。それは施工者の技量や材料の品質など意図せず起こったギャップの可能性もありますし、異なる材料同士を美しく突付ける為に敢えて微小なギャップを設けている可能性もあります。

いずれにせよ通行時につま先が引っかかるようなギャップを生じているのであれば、是正して頂けないか施工者に相談されたほうが良いであろうと思われます。

以上ご参考になれば幸いです。

山本嘉寛建築設計事務所YYAA
https://yyaa.jp/
矢印
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