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記事作成・更新日: 2023年 1月24日

変形敷地に建つ家 建築事例7選

今回はSUMIKAに登録されている建築事例のなかから変形敷地に建つ家をピックアップしました。土地購入の際に区画によっては変形敷地になる場合があったり、建て替えや増築・減築の場合も元の変形敷地をどのように活かすのか頭の悩ませどころです。以下の建築事例を参考に、変形敷地の家づくりについて相談したい専門家が見つかりましたら、各専門家ページから【資料リクエスト】や【メッセージ送信】をご検討ください。




<1>廊下の家

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北側の路地から遊歩道までつながるZ型の変形敷地を全長23mの長い廊下でつないだ住まいです。

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この廊下、幅を少し広げ各部屋とつなげると、ただの廊下ではなく+αの様々な顔をもつ廊下になります。廊下に下駄箱をおくと玄関ホールになります。同様に、洋服収納を並べればウォークインクローゼット。机や椅子を置くとスタディー・家事コーナー。洗面器をおけば洗面所として機能しますし、部屋を配置すれば縁側です。廊下に大きな開口部をあければリビングの一部にもなります。

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敷地形状によりどうしても必要になる廊下を生活動線として欠かせない使える廊下として提案しました。



【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・敷地面積:300平方メートル以上

・予算帯:2500万円〜3000万円未満


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<2>寝屋川の家(狭小住宅)

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敷地は昔ながらの住宅が密集する地域にある変形の狭小地です。

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1階は主寝室とクローゼットからなる個室を配置し、天井高の低い納戸は玄関と一体的な繋がりを持つ土間空間としています。そして、2段目の洗面コーナーを通り、3段目の吹抜けがある2階リビングへと繋がります。

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吹抜けに面した最上段はダイニングキッチンと浴室からなり、付属のパントリーから屋外階段を通って屋上へと繋がります。建物が密集した都市の狭小地は広々と庭を取ることも難しく、屋上は唯一の開かれた外部空間でとなります。



【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:50~100平方メートル未満

・予算帯:3000万円〜3500万円未満


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<3>クラハウス

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築110年の土蔵を住宅にリノベーションしました。

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下屋は変形した敷地形状に合わせた三角形。

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明治蔵の土蔵扉がある部分に玄関を設け、その先にはダイニングとキッチンを配置しました。



【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・敷地面積:300平方メートル以上


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<4>YA.house

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敷地は西側6m道路に面した住宅密集地。住宅やアパートなどが建て込んだ、周囲には開きづらい環境で、細長い凸型をした変形敷地です。クラシックカーやバイクなどを本格的に整備するのが趣味で、そのためのガレージと、それとは分けられた居住スペースとの両立、そしてプライバシーが保たれながらも開放的な住宅が希望でした。

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1Fは西の前面道路側をシェアカー用の屋外駐車場、住宅へのアプローチ空間とし、その奥の1F内部がガレージスペースとなっています。ガレージ奥の東側には一層分の壁で囲まれた前庭を配置し、車輌が増えた際には整備スペースとして活用できます。前面道路から敷地奥までが東西に細長いガレージの空間となっています。

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2Fは凸型中央に設けた中庭をDK、Lと水廻りが3方から囲む配置となっており、中庭からの光が各部屋に行き渡ります。凸型の変形敷地形状を生かし、周囲へのバッファーゾーン、2Fの中庭を中心に配置した構成により、ガレージと居住スペースが分節しつつも2Fの中庭を介して接続し、明るく、風通しの良い住宅が実現しています。



【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:100~150平方メートル未満

・予算帯:3000万円〜3500万円未満


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<5>通り土間と光庭のある家:うなぎの寝床状の細長敷地に建てた町屋

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間口4.5m、奥行24m程度の東西に細長い変形敷地に計画された住宅です。

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建築密集地で長い南面からの採光や通風は殆ど期待できないため、建物内に東西を貫く「通り土間」を作り、その中央部分には空からの採光を取り入れるための大きなガラス屋根をかけた「光庭」(中庭)を設けました。

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生活空間を2階に設けることにより、安心、安全な気持ち良い空間となっています。



【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:50~100平方メートル未満

・予算帯:3500万円〜4000万円未満


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<6>小うさぎの家2【狭小住宅|中庭|変形敷地】

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変形敷地の二方向道路に面する狭小土地に最大限に空間を確保できるよう、またプライバシーがほどよく守れるよう計画をしています。

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1階は玄関と階段室、テラスを一体として広さと明るさを手に入れた空間となりました。

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2階は寝室と大容量のW.I.C、浴室&サニタリー、トイレとバルコニーをコンパクトに配し、洗濯の家事動線を効率化し、朝やおやすみの時間は階段の昇り降りをしなくても生活ができるように配慮しています。



【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・敷地面積:50~100平方メートル未満

・予算帯:2000万円〜2500万円未満


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<7>多摩川の二世帯住宅~緩やかに繋げ、緩やかに仕切る~

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多摩川沿いの台形の変形敷地に計画した二世帯住宅です。

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1階は、多摩川の氾濫対策を兼ねて鉄筋コンクリート造とし、通常の住宅より少し階高が大きくして、事業のための倉庫と駐車スペースにしています。

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2、3階は構造体を小さくプランが自由にできる鉄骨造として、2階を親世帯、3階を子世帯にしました。1階の玄関から屋上まで螺旋階段一本で繋ぎ、多摩川の土手からひとつ飛び出したペントハウスにして、多摩川を遠くまで望め、家族で花火大会を楽しめるようにしました。



【事例詳細】

・構造:混構造

・敷地面積:100~150平方メートル未満


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変形敷地に建つ家の建築事例で気になった設計・間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSUMIKAで専門家にメッセージ送信あるいは資料請求してみてください。すでに家づくりの意志がお決まりの場合はプロジェクトの立ち上げにより、家づくりを担当してくれる専門家を募ることもできます。



文:SUMIKA運営事務局

※この記事はSUMIKAの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。記載内容は各事例登録時の情報です。

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