一人一人の施主の感性にあったものを、一緒に創り上げていきます。
常に新しいアイディアを模索し、機能的にすぐれた、新しいデザインを追及し生み出していきます。施主の家にたいする想いを、できる限りひきだし、オリジナルの建築空間デザインを提案します。
都市部の家作りの最大のテーマは、いかに光をとりいれるか。とりわけ狭小地では建物に囲われるため光の入れ方には工夫が必要となります。家族の関係性・諸室の関係を考えるとき、光の通り道は、また家族の雰囲気を伝える道ともなります。いままでは光の通り道を主体として取り組んできましたが、光あるところには影があり、その影は時間の経過や、季節で刻々と変化をしその表情が変わります。この影をコントロールし空間の中でのバランスをとりデザインすることで、更に奥行き・深みのある建築になるのではないかと思うのです。光と影 明と暗 対比する二つの世界は切っても切り離せません。前者には、活動的・外向的・社会的・興奮などの意味合いを持ち、後者は落ち着き・内向的・精神的・抑制的などの意味合いをもちます。住宅の内部空間には丁度合致する意味合いであり、各室の特性に光と影・明と暗の意味合いを重ね合わせ、対比の比率をコントロールしながら、構成していくことの面白みはあるのではないかと思います。意識してデザインをしてこなかった影・暗について最近は大変興味深く、光はもちろんですが影の建築空間を意識し追い求めたいと思うのです。
代表プロフィール
1968年 北海道旭川生まれ
1990年 室蘭工業大学 建築工学科 入江研究室卒業
1990年~池原義郎・建築設計事務所にて、11年間建築家のもとで実務デザインを学ぶ 早稲田大学池原研究室個人助手
2001年~ゼネコン・工務店で設計及び監理をおこなう
2008年~株式会社KEY建築研究所 代表取締役
主に世田谷区・目黒区・大田区にて狭小注文住宅の設計・監理を行う
2013年~辻史彰建築研究所 開設に至る
現在も東京都内23区を中心に設計活動に励んでいます。
URL http://www.noriaki-tsuji-archi.com/