敷地は緩やかな傾斜地。海からは2キロ離れているにもかかわらず、標高が少し高いため、東側に海が見える。 北側には鎮守の森につながる森。 敷地自体も広く、野生動物の気配もたくさん感じます。 それらの環境を楽しめる様に、窓で景色を切り取…
敷地南西側の建物を平屋とし、その中央部に光を集めるプールのような中庭を設け、東側には集まった光を堰き止めるダムのように2階建ての建物を配置しました。その光が家の内部に効果的に流れ込むよう、中庭に面して吹抜と大きな開口部を設けています。通りか…
敷地周辺には新しい住宅が建ち並んでいます。北側には広大な農地が広がり、視線を上げると遮るものがない空が広がっています。 初めて現地に訪れた帰り道、その広がりのある風景を素直に受け止める住まいを作れたらと思いを巡らせました。 そこでキッチ…
木造平屋の住宅です。敷地は大きくありませんが、廊下を減らす効率的なプランで個室3つを確保しながら、約40畳のリビングをつくっています。屋根はめくれあがり、そこから北側の安定した光を採り入れています。
郊外の歯科医院に併設されたカフェです。ガラスフォファサードになるように地震力をアーチの壁で負担して特徴的な外観にしています。
この住宅は夫婦2人、子供3人の計5人の家族が住むために、子育てが始まるタイミングでハウスメーカーによって建てられた。 日本の住宅の寿命は約30年と言われることがあるが、ちょうど建てられてから30年が経過した。子育てが終わった今は、夫婦2人…
茨城県鹿嶋市の築20年、37.5坪(124㎡)の平屋建ての改修プロジェクト。 屋根、外壁回りは築年数の割に痛みなども少なかったため外部は既存のままとし、窓や出入口の位置は変えずに内装のみの改修としている。既存の障子や襖などの建具も状態が良…
土地区画整理事業による、開発エリアに計画をしたコーヒースタンド併設の住宅です。 サッシには樹脂サッシを使い、床下を利用した第一種換気システムを採用しました。断熱等級は5のZEH水準。快適な居住空間を実現しています。 住宅部分の外壁…
森の中の老人ホームです。 森・林の中という環境を最大限感じられる場にする為、地面に近いところに、より多くの方が住む部屋をつくりたいと考え、総2階では無く、平屋と2階建ての2棟をつなげる形を提案しました。1階の住室には、専用庭をつくり、…
豊かな共用部での生活と、プライバシーを尊重した、暮らす喜びを感じる老人ホームを設計しました。 奥行きを感じさせ、自然と奥に導かれる雁行した平面、吹抜けが隣り合い層をつくり光が多方向から降りそそぐ空間構成が、心地よい場を生み出しています…
施主の想い 診察室を1部屋増やしたいという、ご要望でしたが、打ち合わせを進める中で、フロントから、待合、検査スペースを含めた、一連のエリアのデザインをリニューアルし、患者さんに落ち着いた気持ちで受診に来て貰いたいというご要望がありまし…
茨城・小美玉で農業を営んでいる家族が、畑の隅に家を建てることになりました。 友人の多いご家族で、みんなが集まるLDKを背骨のように中心に置き、そのLDKの両側に個室や犬部屋が木々が枝を伸ばす様に畑に延ばして計画しました。 個室の…
こども園+子育て支援施設の複合施設。 子育て支援エリアに面する地域に開かれた庭と、こども園に面するプライベートな園庭を行き来しながら、地域とともに子供が成長する場所を作りました。
栃木県・上三川町で、築150年以上の古民家をリノベーションしました。 既存の古民家は、かつて日本中どこにでもあった水周りのある土間と玄関が一緒になった農家の形式です。 それが長い年月の間にさまざまな家族形成を経て、増改築を繰り返して…
本計画地には元々築年数が不明の古民家が建っていた。現地調査の段階では既に増築やリフォームを数回繰り返されていたが、半世紀ほど前には土間の台所や薪釜、離れに厠や五右衛門風呂などがあったとの事。 残念ながら東日本大震災では建物に大きなダメージ…
敷地は霞ヶ浦を北に臨むことができ、穏やかな湖が見える敷地に立地しております。 住まい手は、この景色を大事にしたいという希望を持ちこの土地を購入されました。 住まい手と相談し、必要ではないものを削ぎミニマムで美しく住まう事を考え設計いたし…
日立に二世帯住宅を計画しました。 前面道路と敷地に120cmほどの高低差があったため、その高低差を利用して駐車スペースをつくりました。 求められた必要な部屋を隙間を開けながら敷地いっぱいに並べ、その内側を廊下で各部屋をネックレスのよ…
当事務所で開発し、特許を取得した「木箱212構法」による住宅です。 同構法は2013年度グッドデザイン賞、グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。
小さな川だけど、鮎が遡上し太公望が竿をのばす清流沿いに、南に向いた平家の住宅を計画しました。 川も南、全ての部屋を川に向かって並列に並べ、川に近づき南から太陽の光を存分に享受できる環境を最初に用意しました。 もっと川に近づくこと…