原風景をつくる 段々畑に建つ、一戸建て住宅の計画。敷地は、有明海と雲仙岳が一望できるみかん畑の中に位置しており、自然が豊かで何よりも景観に優れていた。これからも変わらずに続いていくと思われるこの環境の中で、只々住まうことに意識を向け…
記憶を繋ぐ 雄大な河川に沿って建つ、一戸建て住宅の計画。建主である私の弟家族は、これから始まる子育ての場所として祖父母が暮らし、自らも幼少期を過ごした思い出の敷地を選択した。 既存の住宅も思い出が詰まった場所ではあったが、老朽化も進…
敷地は、市中心部より僅かに離れた住宅地。隣地には、東にアパート、南、西は境界いっぱいに2階建ての事務所、震災で使用不能となったクリニックが建っていた。このような環境においては、敷地条件を手掛かりに、設計の拠り所を見出すことは難しい。 そこ…
阿蘇乙姫にあるリゾ-ト施設内に建築された源泉かけ流しの家族風呂の増築棟(棟別新築)。木造平屋。計7室の貸切り風呂の源泉かけ流しの貸し切り風呂です。
八代市のアーケ-ド沿いに建つ病院の隣接する敷地に建つ調剤薬局。2階に調剤室を上げ、休館日には1階は地域に開放もできるように設計しています。木造2階建て耐震等級3仕様で設計しています。
移住・定住希望者のためのシェアハウス。温泉ホテル「農のオーベルジュ 白金の森」と同じ山の中に建つ施設。宿泊者の散歩道の途中に建つため、生活感や機械類が散歩する宿泊客から直接見えないよう、正方形平面の中に8個のテラスを設けその面に窓や室外機、…
周辺環境からの視線を遮るために、目隠しとなる離れに玄関とバイクガレージ、和室を内包した、家族4人の為の住宅です。この離れと母屋の間には、リビングのための中庭テラスと浴室のためのバスコートがある。適度な距離感とプライバシーを確保し、そして、快…
用途は知的障害を持つ方々が通う就労継続支援B型事業所 になります。分かりやすく言うと軽作業を行う工房です ここで私たちが考えてことをいくつか ・JRの沿線で敷地から2Mの距離を電車が走るので、横長の水平窓を設けることで幕間のようにそ…
建設地は、閑静な住宅地にある扇型状の敷地です。熊本地震からの復興住宅です。20年前の建てられた家から現在建てる家の大きな変化は、クライアントのライフスタイルです。計画のスタートは、変化したライフスタイルの行動から平面計画でなく立体計画の積み…
建設地は、ひな壇の分譲地の一角です。ひな壇の段差は人の動きの垣根になっているため、お施主さまのライフスタイル動線を軸に計画をスタートしました。その住まい空間は、行き止まりのない回遊できる動線計画となっています。
建設地は、山や河川に囲まれた清々しい環境の丘陵地です。デトックス効果のある環境の中にサロンをオープンするための店舗付き住宅を計画しました。
建設地は、みかん山を切り開かれた分譲地の一角です。北側は傾斜地になっています。その先にはみかん山が連なっており、視線の広がる素晴らしい眺望があります。南側には家々が連なって建っていますが、その棟を超えた先には、普賢岳が望めます。家づくりのス…
建設地は、袋小路の先端にある閑静な住宅地に位置しています。家造りは、建て替えから始まりました。これまで住んでいた家の一番の問題点は、湿度の高い夏、風の通らないジメジメした室内空間でした。そこで計画のスタートは夏の風の流れを読み解くことから始…
熊本市川尻は嘉瀬川の河口に位置し、古くから川湊として栄えた町である。2016年の熊本地震はこの地にも多大な被害をもたらした。敷地は、旧薩摩街道沿いにあり、間口4.3m×奥行36mの所謂「うなぎの寝床」である。計画は、今回の地震により被災した…
敷地の隣を流れる小川と対岸の桜に面した住宅。 構造家の解析により木造で大スパンを実現。 上階のリビングは広い開口をとり、下階の無柱空間には車を4台停められる。 借景が目の前に拡がる、四季を愉しむ住まい。
2万冊の蔵書。父親の持つ書籍は引き継ぐ先を探していた。 戸建て住宅に併設された2階建ての離れ(親誼書房と名付けられている)には様々なジャンルの書籍が圧倒する形で書棚に納まっていた。(正確には納まっていない) 娘である施主が、その一部(…
この家のコンセプトは『つながり』 ご実家脇にある空き地への新築計画でした。 大きな敷地だったので、建物のレイアウトは思いっきり南向きに。 地震できずついたご実家も一緒に建て替えようという事になり、2つの建物が並んで建ちました。家の内で…