夢を求めて、鹿児島から大阪へ
大阪に移り住み、建築会社で修業しながら一級建築士免許を
取得するに至りました。
ビルや店舗の施工管理をしながらも
住宅の設計をやりたいとの思いが募る。

小学校時代に隣に住んでいたお兄ちゃんの設計していた住宅への憧れ、
結婚してからはさらにその思いは強くなり、
自分や家族が住む家をつくりたいとの思いに変わった。

昔の歌で加藤和彦の「家をつくるなら」という曲に被せて
天窓があって空や星が見える家をつくりたいとか、
家族の笑顔が溢れる家を想像したりした。


一念発起して独立
1989年に一念発起して独立。
「ファーストプランテクノ」という社名は、
自分の名前である税所（「さいしょ」、と読みます）から
税所 → 最初 → ファースト。
最初のプラン提案時にも技術（テクノロジー）を重要視するということから
ファーストプランテクノとする。

ビル設計工事管理を行ってきた経験からか、
正確な設計と技術に基づいた工事というものは
木造住宅であっても譲れません。

そのため、木造住宅の構造と断熱性能についてはとことん勉強しました。
ありとあらゆる住宅工法を研究し、説明会も聞きに行き、多くの現場も見る。

住宅関連書籍も読み漁りその中で加藤 大志朗氏が書かれた
「家は夏も冬も旨とすべし」を読み、これだと直感的に感じたのです。
住宅を建築する立場ではない著者が多くの住宅を見て歩き
公正な目で書かれた本に刺激されもう一度住まいについて勉強をやり直した。


「FPの家」との出会い
いろんな工法を学び講演を聞き、納得したグループが
FP工法を用いた「FPの家」だった。
早速、「FPの家」をさらに研究し現場を見せてもらい、
その理に適った工法と、高性能なつくりによって得られる
温熱環境と省エネ効果に納得。
先輩社長に言われた言葉が今でも忘れられない
「このの工法で、すぐに依頼があると思わない方が良い
逆に理解されずに、悩むことになるかもしれない
しかし、必ず喜んでもらえる、感謝されるから頑張りましょう」


子どもが生まれてからは、家族や子どもがいかに幸せになれるか
という基準で家づくりを探していたがこれなら間違いないと確信。

狭いながらも、「FP工法」で事務所兼自宅兼モデルホームを
建てることができ、3階のデスクスペースの天井には念願の天窓をつけ
モダンでありながらどこか懐かしい、生まれ育った鹿児島の家にも通じる
空気感・自然素材を生かした雰囲気が感じられる。
妻、子どもも夏も冬も快適で爽やかな住み心地に皆、大満足。

私たちファーストプランテクノはFP工法を用いた専門店として、
ますます自身を持ってお客様にオススメすることができるようになった。

皆様にも是非、FP工法で建てる「ふう香の家」に住んでもらって、
心から「ピース」してもらいたいのです。



[本物の住まいとは何か？]

本物の家というのは暮らす人が自然と残したい、
この住まいを壊したくないという気持ちが
芽生えてくるような家だと考えます。

私たちは｢豊かに暮らせ、未来永劫住み継がれていく｣　
そんな住まいを依頼主に寄り添いながら、丁寧な仕事で提供する
この理念のもと､
親から子､子から孫へ受け継がれる快適で心やすらぐ家
健康に安全に暮らせる家
高性能･高耐久にデザインもマッチさせた住まいが
冒頭の本物の住まいの答えだと確信しています。


[家づくりへのこだわり]

お客様とご家族の生命を守る為耐久性にこだわります。
住宅には耐久性が必要不可欠
耐久性が問われる地震の時平地にいるよりも､
脆弱な建物の方が中にいる人の命を奪うのも事実｡
お客様とご家族の生命を守る為､弊社は耐久性にこだわります。

〈健康に暮らすための住宅の性能〉
健康に暮らせるはずの住宅自体が病気の引き金になったり、
家庭内の事故を誘発させてりしない為には､
住宅の性能は欠かすことができません。
イメージや言葉だけでなく、数値に裏打ちされた
性能の住まいを求め終わることのない努力と勉強を惜しみません。


〈デザインのこだわりで心を豊かに〉
デザインは人間の心を落ち着かせ豊かに暮らす為に重要です。
自然素材を取り入れた視覚的効果や感触など、
デザインのこだわりで心を豊かにすることができ､
快適に暮らすことができます。


私たちはお客様目線になって､高性能で高耐久な建物を
目標に掲げデザイン性を備えた住まいを
依頼主と尊重し合いながら、一棟一棟丁寧に作り込んでいきます。

過去には高性能､高耐久の家ではなく､業績に繋がりやすい､
売りやすい価格帯の平凡な家を建てていこうかと迷ったこともありました｡
しかし私は｢自分に嘘はつきたくない｣そう思い直し本物の家を
建て続けることを決めました｡

価格も安い平凡な住宅を建てることを否定している訳ではありません｡
そういった性能や仕様の違いを理解しないまま家を建てることは良くない、
少なくとも弊社に来て下さったお客様にはきちんと説明しなければいけない
そう思っているのです。

家族団欒の話し声､お風呂場から聞こえる子供たちの笑い声､
住む人が元気に成長し健康に歳を重ねていく・・・
そうしてその家が故郷（ふるさと）の一部となっていく・・・
そんな思いでこれからも住まいづくりに携わっていきたいと思っています。