「価値観」をかたちにすること
人の暮らしや社会は多様性を増しています。
同じようなスタイルで、同じように生きる社会から、自由に生き方を選択できる時代です。
人は誰一人同じではないように、大切にしていること、好きなこともみんな違います。
そんな、人それぞれの価値観をかたちにしたいと思っています。
「基本理念」
設計について
設計では何十案ものアイデアを出し、あらゆる可能性を探ります。
ご要望を叶えるのはもちろん、意匠性、経済性、機能性を合わせ持ったご提案をします。
工事監理について
現場へ足を運ぶことを重視し、施工者と密にコミュニケーションをとりながら、
品質監理、ディテールのこだわりを形にしていきます。
建築費について
建築費を最大限効果的に使います。
ハウスメーカーのように営業費や広告費が建築費に上乗せされることはないので、建築費=建てる建築の価値となります。
事務所について
一つの建築をご相談から完成まで、専属で寄り添い担当します。
常に設計者の顔が見え丁寧なご対応ができる事務所づくりをしています。
保証について
住宅であれば「瑕疵担保保険」が義務付けられており、「地盤保証」も工事費に含むことが一般的ですので、
個人の設計事務所、ハウスメーカー、工務店も差はありません。
設計施工一体体制のハウスメーカーや工務店と違い、設計施工分離体制ですので、
施工不備で起こった不具合や欠陥は、監理者という立場で専門的な知識を生かし、施工者へ改善要求が可能です。
「建築理念」
発見的なアイデア
私はどんな小さなブロジェクトであっても、その建築や空間を良くする、発見的なアイデアを見つけ出します。
アイデアは実現するのに大きなコストがかかるものでもなく、
腕のいい施工者しかつくれないような特殊なものでもありません。
コストもかからず、だれでもつくれるけれど、だれも考えつかなかったことです。
既成の考えにとらわれない柔軟な思考
一般的にはネガティブと捉えられていることも、既成の考えにとらわれず柔軟に考えることで長所に変えることができます。
変形地、低予算、難しいご要望などこそ建築家の腕が試されるところです。
床面積以上の広がりのある空間の創造
平面的にだけではなく、立体的に空間を捉えることで図面や床面積以上の広がりのある空間を設計します。
20年、30年先まで見通す広い視野
住宅であれば家族構成やライフスタイルの変化に対応できるように、何十年先までも想像しておくことが必要です。
使用する材料については経年変化、メンテナンス性も考慮しておくことが大切です。
あらゆる変化を想像し、「おおらかな建築」を設計します。
自分の敷地で完結せず、その街や都市、社会までを考慮した設計
建築は特定の場所に建つ以上、周辺の環境を無視することはできません。隣地の調査に始まり、その場所の成り立ちや歴史までリサーチします。
現代であれば、気候環境の変化、社会の動向にも目を向けることが必要です。
環境や社会の変化に耐える「強い建築」を設計します。
小松一平
1984 奈良市生まれ
2006 大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業
2006-2010 建築設計事務所勤務
2010 KOMATSU ARCHITECTS 設立
2019 小松一平建築設計事務所に改称
2020- 京都精華大学デザイン学部建築学科非常勤講師
PRIZE
SD Review2019 入選
奈良県景観デザイン賞2018 ランドスケープ賞 「蛙股池の家」
U-30 Glass Architecture Competition 2013 優秀賞
SMOKERS’STYLE COMPETITION 2006 アイデア部門 最優秀賞