【受賞歴】
・2022年 キイノクスハウス コンペ入選
・2010年 神奈川建築コンクール優秀賞
【メッセージ】
■バウビオロギー
バウビオロギーは建築を意味する「バウ(bau)」、生命を意味する「ビオ(bio)」、学問を意味する「ロゴス(logos)」を組み合わせた造語で、日本では建築生物学あるいは建築生態学と訳されています。私は「健康や環境に配慮した建築について考える総合的な学問です」と説明しています。私は日本バウビオロギー研究会の教育講座を受講して「BIJバウビオローゲ(建築生物学者)資格」を取得しました。家とは何か、という問いに真正面から向き合い考え、自分なりに判断していく手掛かりがここにあります。
■バウビオロギー住宅◆◆◆家造りの本質がここにある◆◆◆
バウビオロギー住宅は、主にバウビオロギー教育講座を卒業したBIJバウビオローゲが設計し生み出されています。【バウビオロギー25の指針】に基づいて設計された、健康や環境に配慮された住宅です。バウビオロギーの理念のなかでも特に3つ、「①健康」「②持続可能性」「③造形デザイン」について配慮して設計された住宅でなければバウビオロギー住宅と呼ぶことはできません。
■快適室温が自然に循環する自然循環の家造り
高断熱高気密の家が一般化されるにつれてきましたが、窓換気性能まで数値で確認しながらら設計しているハウスメーカーや設計事務所はほとんどありません。感共ラボの森では、冬は断熱性能を高め日射取得を十分に得ることにより晴れた日であれば暖房無しで快適室温が自然循環する、中間期から夏季は室温より外気温のほうが低い時間帯は積極的に窓換気することで涼を得て快適室温が循環する「夏涼しく冬暖かい、機械に頼らないシンプルな自然循環の家」提案しています。外界と遮断するのではなく共生する家の気持ちよさを一人でも多くの人に知ってもらいたいです。