施主さんの個性という物差しを丁寧に読み取り、その思いに寄り添い、少しだけ背伸びした理想の住まいづくりを目指すことを大切にしています。
住まいのスタイルは多種多様ですが、私は特に、住む人の個性がそのまま家のスタイルとなるような設計を重視しています。初めは理解し合えない部分も対話を重ねることでお互いの意図を汲み取り、協同して家づくりを進めることができれば、「この施主さんだからこそ、この住まい」と感じられる、世界に一つだけの住まいが実現すると信じています。
住宅設計は、施主さんの強い思いが凝縮された建築の基本です。細部にまで心を配り、工夫を凝らすことで、住む人に潤いとゆとりを提供したいと考えています。
近年、住宅に求められる性能は高度化しており、設計には間取りやデザインだけでなく、ライフスタイルやコストに合わせた適切な性能や工法の提案が不可欠です。良い建物は、丁寧な設計と監理、そして施工業者との密な連携によって生まれます。私たちは、設計意図をしっかりと伝え、無駄のない工事を目指します。
住まいづくりは、お引き渡しで終わりではありません。その後の暮らしづくりを長くサポートできるよう、末永いお付き合いを大切にしています。
1965年 大阪市生まれ
1988年 京都精華大学デザイン学科ビジュアルコミュニケーションデザイン専攻卒業
1991年 京都精華大学デザイン学科アーバンリビングデザイン(建築)専攻卒業
1992~1997年 小山隆治建築研究所
1997年 庄司洋建築設計事務所開設
1998~2004年 京都精華大学非常勤講師
2011~2012年 京都嵯峨芸術大学非常勤講師