【メッセージ】
対話
カタチを創り上げる過程で対話を重視します。
言葉の裏側に潜む想いにも心を配りデザインすることを心掛けます。
相反する条件や矛盾する要望もあるかもしれませんが、遠慮なく言葉にして下さい。
時には要望に反する提案をする場合もあるかも知れませんが、その提案に至った理由、私たちの想いを説明し、対話を重ねていきたいと思います。
私たちは我を押し通す「先生」でもなければ、単に図面を描く「業者」でもありません。
最終目標であるカタチの実現に向けて協働するパートナーでありたいと考えています。
コスト
建物や空間の実現にはたくさんのお金が必要です。
日々の生活の中でお金を稼ぎ貯えることはとても大変なことです。長期間のローンを組んで捻出することもあります。当然予算は無尽蔵ではありません。
SSAOはクライアントから託された予算を慎重に配分し、無駄を省き、バランス感覚を持ってメリハリの効いたカタチの実現に取り組みます。
完成が終わりではなく後々何十年も存在するものなので、メンテナンスやランニングのコストも考慮して材料や機器の選択を行います。
素材
本物の材料を使いたいと考えています。
高価で特別な材料という意味ではなく「まがいものではない」という意味で。
木・石・コンクリート・タイル・ガラス・鉄・アルミ・ステンレスの素材そのものを活かす使い方をしたいと考えています。
現代社会において化学製品を排除することは出来ませんが、直接手や足に触れる部分には自然素材を使いたいと思います。
自然素材は傷がついたり汚れたり扱いに手間がかかるかも知れませんが、竣工時が最も美しいピカピカな「まがいもの」とは違って、経年変化も含めて味のある材料ではないでしょうか。
社会性
個人の土地に建つ建築であっても社会と関わらない訳にはいきません。
少なくとも外観は社会との接点であり、また社会に対して責任を負う部分でもあります。
建物や空間は完成後長い間その場所に存在し続けます。
人も建物も空間も年を取りますが、年齢を重ねたことで現れる魅力もあると思います。
シンプルで品のある凛とした佇まいを備えた建物や空間を目指しています。
【プロフィール】
設計を始めて15年目の2010年5月に独立し、吉祥寺に事務所を開設しました。
これまで個人住宅、集合住宅をはじめ庁舎、図書館、保育園、小中学校、老人福祉施設、クリニック、事務所、テナントビル等の設計監理に携わってきました。
これからも一つひとつ丁寧に、正直に建築を創り続けていきたいと考えています。
<略歴>
1969 茨城県勝田市(現ひたちなか市)生まれ
1988 茨城県立水戸第一高等学校卒業
1994 神戸大学工学部建築学科卒業
1996 神戸大学大学院自然科学研究科博士前期課程建設学専攻修了
株式会社 徳岡昌克建築設計事務所(大阪)入所
2002 同上 東京事務所次長
2008 同上 東京事務所長
2010 株式会社 徳岡昌克建築設計事務所 円満退社
鈴木賢建築設計事務所 設立
<資格>
一級建築士 306796 (管理建築士 082F-20116T)
1級建築施工管理技士 B016600420
建築積算士 67226
建築コスト管理士 03043
1級造園施工管理技士 L021001689
福祉住環境コーディネーター2級 14-2-04789
インテリアコーディネーター 090587A
東京都被災建築物応急危険度判定員 11-1-17587
JSHI公認ホームインスペクター 000602
既存住宅現況検査技術者 01-13-00257
住宅省エネルギー設計技術者 東京都013-13-C2-0085