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松橋 健
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自己紹介
大手住宅メーカー(鉄骨系)に21年11か月勤務。高級住宅を中心に350棟契約・お引き渡しして順風満帆でしたが上司とトラブル発生し勤務意欲を無くし退社。
退社理由は、カタログ仕様での営業では無く、お客様の予算・希望・家族構成・趣味等を考慮してプラン計画・仕様は自分で作成して提案。
しかし、当時出始めたペアガラスサッシや成型コンクリート板(2階床下地)の素晴らしさを認識したものですから小生だけが標準仕様としてしまったのです。
ところが、現場(下請業者)から小生の現場は工事したくないと言う苦情が出たのです。これに対して上司は「何故、カタログの仕様で販売しないのか?」と信じられない発言をされました。小生にとっては、氷の入ったバケツの水を頭にかけられたようなショックで仕事に対する情熱が消えてしまいました。
後日談:発注担当者は仕事を発注する際に、工事内容では無く住宅の面積による工事費で計算して発注していたようです。小生の現場は追加工事が多く、同じ面積でも300~500万円程高価(会社は利益を得ている)です。しかし、重くて複雑な仕事をしなければならないのに発注代金が標準仕様と同じでは文句も言いたくなりますね。
でも、その上司のお蔭で小生は、人間ドック健診専門施設「津健康クリニック」代表20年・「MUSEUM OF TANNOY」館長8年・伝統木構造「森林力の家」代表10年として充実した仕事をしています。
本物を追及する気持ちから、日本の気候・風土の特徴である夏季は暑く・梅雨があり台風も来て・冬季は寒い上に地震も頻発する国土で住む為の100年住みたい理想の住宅造りを目指しています。
これらの諸条件を考慮すれば下記のような仕様の森林力の家に辿り着きました。
○高気密・高断熱では無く、調湿・蓄熱の住まい。
柱・梁等の国産ヒノキ・杉・松は壁体内に密閉せず、室内に現し呼吸させる事によりヒノキ・杉等の芳香が漂い住む人を癒し湿度の調湿・蓄熱効果により夏季は涼しく冬季は暖かい住環境を作ります。更に木材も呼吸することにより長寿命化し、ヒノキに至っては伐採時から200年位まで強度が20~25%上昇します。逆に壁体内に密閉しますと湿気・カビにより著しく劣化(特に外国産の集成材)し、25年から30年(日本の住宅の平均寿命)で建替えの必要が生じます。
○金属金物/ネジ/ボルト類は最小限使用
ヒノキ・杉・松等の柱・梁等は長ホゾ・渡り腮(アゴ)・追っ掛け大栓継ぎ等で組上げ込み栓18mm径(オーク材)を打ち込み緊結します。金属金物/ネジ類は材木に含まれる湿気により年々腐食が進み強度が劣化するのと違い、年々強度が増加します。
○筋交い不使用・通し貫(30×120mm杉)各階4段が標準
筋交いは昭和25年当時に、敗戦して柱・梁に使えるような材木が無かった時代に細くて強度が無い木造が建ち始めた為、補強の手段として法律化されました。
しかし、導入当時の大工さんは「通し貫」が木造の補強方法として昔から導入されていましたので、飾りとして仕方なく「筋交い」を取り付けていました。その大工さん達が引退してしまうと法律で決まっている「筋交い」だけを入れれば良いと解釈して、段々通し貫を通さなくなり筋交いだけの木造が当たり前になりました。
その背景には1300年以上前から続いている日本の気候・風土から育まれた「伝統木構造」の素晴らしさを技術的に調査し解析してこなかった事実があります。
又、手間(工期)が懸かる・熟練技術が必要・太い柱・梁が必要・予算が高くなる等の事から、どんどん軽薄化し構造的にも弱い木造が当たり前となりました。
○阪神淡路大震災・1995年1月17日の教訓は生かされたのか?
この大震災で約6400名の方が無くなられましたが殆んどの方が倒壊した自宅の2階部分の下敷きになられたと考えられます。
国は2005年に兵庫県に在る、E-ディフェンスの実物大試験場で5寸(15cm)と4寸角柱の通し柱の住宅を建てて、地震力を加えました。結果は4寸(12cm)角柱は折損して、約10秒弱で2階部分が1階に崩れ落ち倒壊しました。5寸(15cm)は大丈夫でした。更に4.5寸角の柱でも実験しましたがこちらもOKでした。
以上の実験の結果から3.5寸(13.5cm)角未満の柱の木造住宅の建築を認めなければ良かったのですが、「建築費が上昇して国民の負担が増加する」と言う事からそれ以後も4寸(12cm)以下の新築を認めています。
しかし、2016年4月の熊本地震では、2000年以降強化された構造で許可された木造住宅が51棟(朝日新聞調査)倒壊してしまいました。
ですから、木造の住宅を建てようと計画をされる方は5寸(15cm)角の柱を基本にして設計をし建てれば安心と言う事を理解して頂けたでしょうか?
○剛構造では無く、柔構造で木造は建てましょう。
築後1300年以上の法隆寺・正倉院は何故地震・台風に長年さらされても倒壊しないのでしょうか?それは柔構造で建てられているからなのです。金属金物・ネジ・ボルトや「筋交い」(剛構造の象徴)を採用せず、「通し貫」(各階4段)と「竹木舞土壁」及び渡り腮(アゴ)・「足固め」・「追っ掛け大栓継ぎ」等を組上げ、「込み栓18mm径」(オーク材)で緊結します。特に「通し貫」は「筋交い」の様に各階の一部分だけに入れるのでは無く、各階の壁全体に入りますので「竹木舞土壁」と共に地震・台風による破壊力を家全体で吸収し、被害を最小限にします。
設計対象

新築注文住宅
集合住宅
オフィス
店舗
診療所
公共建築

扱う構造

木造(伝統工法)

主な活動地域
三重県
岐阜県
静岡県
愛知県
奈良県
許可の種類
三重県知事許可
許可番号
(般-25)15882
許可を受けた建設業
建築工事業 大工工事業 左官工事業 屋根工事業 タイル・れんが・ブロック工事業
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