【メッセージ】
■設計についての考え方等(主に住宅の場合について)
日当たりや風通し、温熱環境、耐久性や堅牢性、健康的な素材の使用など、快適な生活のための基本的な性能を確保することは当然の前提条件として、それ以上のプラスアルファとして特に心掛けて設計している点は、
●家族の気配や一体感が感じられる部屋と部屋との関係性(たとえば子供室と居間との関係)や、外部環境とどのよう
に関わるか、に留意して楽しい空間を構成してゆくこと。・・・【関係性のデザイン】
●装飾的な部品や豪華に見える素材などを使って建物を飾るのではなく、空間の『質』そのもののリッチさ、豊かさに
よって魅力ある住空間をつくり出すことなどの点です。 ・・・【空間の質のデザイン】
また、当然のこととして要望は丸ごと受け留めながらも、クライアントの予想通りの家ではなく、予想をいい意味で裏切り「なるほど」と思ってもらえるような、想像を超える空間と住宅のあり方を提案してゆくことも建築家として大事なことではないかと考えています。
【プロフィール】
■履歴
1960年 京都生まれ
1983年 京都工芸繊維大学工芸学部建築学科卒業
1983年 富家建築事務所
1986年 1級建築士免許
1987年 早川邦彦建築研究室
1998年 奥村和幸建築設計室設立
2001年 武蔵野美術大学非常勤講師
2005年 日本工学院専門学校非常勤講師
■受賞歴
トステム設計コンテスト2009入賞
京の町家街区への提案設計競技:優秀作品賞
(仮称)金津創作の森センター施設プロポーザルコンペ:最終審査作品
小町の舎デザインコンペティション:最終選考案
■雑誌掲載事例
【小平・T邸】新建築住宅特集jt 1999.11月号掲載
【柏・U邸】新建築住宅特集jt 1999.11月号掲載
【柏・U邸】Memo男の部屋 2001.03月号掲載
【柏・U邸】106人の家づくり人掲載
【柏・U邸】新しい住まいの設計 2002.10月号掲載
【一橋学園・M邸】新建築住宅特集jt 2000.10月号掲載
【一橋学園・M邸】sesame 2001.新春号掲載
【一橋学園・M邸】新しい住まいの設計 2002.08月号掲載
【 聖蹟桜丘・O邸】新しい住まいの設計 2005.01月号掲載
【Oval Panel House】新建築住宅特集 2007.12月号掲載
【Oval Panel House】TOTO通信 特集 木造の冒険 2008・夏号
【Oval Panel House】pen 2008.11月号掲載
【変形地・OFFSET】新建築住宅特集 2008.09月号掲載
【変形地・OFFSET〜K・I邸】新しい住まいの設計 2009.02月号掲載
【Courts House】新建築住宅特集 2008.12月号掲載