〈凜〉とした建築を作っていきたいと考えています。
例えば、「軒の深い安定感のある平屋」に見られるような構造の美しさや、木や漆喰などの自然素材の感触といったものを、伝えていきたいと考えています。〈住まい〉は住む人を守り、時間を共有して生きています。また、そこに流れる空気は、住む人の立ち振る舞い、言葉使いにまで影響を与えます。私たちは生活空間の意義をもう一度問い直し、次世代に継承すべきものを、しっかり見極めなければならない時期にきていると思います。
合理化・機械技術の進歩と共に、ツルツルピカピカの時代になってしまいましたが、五感に響く建築には素材感が必要だと思っています。素材を知る職人の、ローテク作業の積み重ねによってしか創り出せない《表情》というものを、この時代に少しでも残せれば・・・と思います。その表情が歳月を刻み、美しさに深みを増していくでしょう。
ここ数年は、倉庫、事務所→住宅等へのリノベーションも多数手がけています。新たに建物を建築するには、経費や手続きも含め多大なコストがかかります。初期投資のかかっている、RCや重量鉄骨の建物を長く使っていくという考えも、一つの選択肢として、これからの日本には必要だと思います。
また、ローコスト化を目指し、セルフビルドに対応可能な〈小屋〉も、静岡県の経営革新事業の認定を受けて、開発中です。
35年以上、木に触れていますので、木材(国産材、外材、針葉樹、広葉樹)
には精通しています・・・たぶん!
家具材、カウンター用広葉樹も在庫が豊富です。
セルフビルドのご相談もどうぞ!
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■建築大工1級技能士
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