【メッセージ】
■住宅を設計するということ
住宅をつくるときに大切な要素は、
建築主、設計者、施工者の三者だと考えています。
人生の上で重要な居場所を作る建築主はもちろん、
その夢を絵にする設計者、
その夢を一緒に現実にする施工者。
この中の誰かが変われば結果が大きく変わる可能性があります。
それぞれの役割と感覚で一つのものを作り上げることの面白さがここにあると思います。
住宅を作るということは家族の居場所をつくるとともに、
新しい仲間も同時につくることになると考えています。
■デザインするということ
誰しも常にいろいろなヒト、モノ、クウカンに接しています。
気持ちの良い空間のヒントはどこかに潜んでいます。
それを探し求めて、アレンジや創作を設計につなげています。
■コスト
建築には大きな金額が動きます。
新築時の建築コストとデザインのバランスだけでなく、
長い目で見て、将来の生活の変化がもたらす住宅の役割の変化にも対応できる柔軟さを持って計画していく必要があります。
環境への配慮も兼ねてサスティナブルな自然のエネルギーを使いこなすパッシブなシステムにも取り組んでいます。
■楽しむ
一番は楽しむことです。
つくること、住むことを楽しめるようなプロセスをふめるような工夫を設計にも盛り込みたいと考えています。
【プロフィール】
1978年兵庫県生まれ
デザイントープ小論文コンペティション 入選
Design Competition Kainan the final 入選
東京デザイナーズウィークプロ作品展 出展