【メッセージ】
【住宅設計にあたっての考え方】
<建主の個性あふれるデザイナーズハウス>
私たちは住宅を設計するにあたり、住む人の要望を100%満足させることを心掛け、その結果、必然的に出てくる形を美しいものにととのえ、建物に生き生きとした生命を吹き込むのが建築家の仕事であると思って居ります。
小さな家でも広く使える様にしたり、自然光を充分取り入れ、空間にも変化を持たせ、何かわくわくするような楽しい家を設計する事を心掛けて居ります。
住宅は健康的でなければなりません。高気密・高断熱の家に、全館冷暖房システムを導入すると、熱効率が良いので、家の中の温度差をなくし、一年を通じて室温を18度~25度程度としたり、湿度を40%~60%程度とコントロールすることができるのです。
即ち、ダニやカビの発生を極力少なくする、健康的な住宅を設計することを常に考えて居ります。
【建て主へのメッセージ】
人々が木々の色の移り変わりを眺めたり、小鳥のさえずりを聞いたり、太陽の陽射しを浴びたり、月の光を見つめたり、自然と対話する時、自分も大自然の中の小さな生き物の一つであることを実感するのであろうか、心の安らぎを覚えることがあります。
家は家族が共に集い、楽しく生活できるところでありたい。主婦が家事をしながら庭を眺め、自然との対話ができ、母親を中心に家族が集まってこられるような楽しい家であり、家の薄暗い部分に自然光が差し込んだり、天井の高い部分があり、低い部分があり、空間に変化のある楽しい家でありたい。又良い季節には風を感じたり、冬は暖かく夏は涼しい家でありたい。
【プロフィール】
藤井 穆(ふじい あつし) 代表取締役
一級建築士 米国カリフォルニア州登録建築士
長野県に生まれる。
慶応義塾大学法学部卒業後渡米、米国カリフォルニア州バークレー校にて建築学士を取得以後、米国の設計事務所に14年間勤務。
1983年に独立。FUJII ARCHITECTSを米国サンフランシスコに設立。
1989年に帰国し、1991年に藤井建築設計を設立。
建築家の妻とともに、米国・カナダからの輸入建材を使い、米国・カナダの工法を取り入れた高気密・高断熱の住宅を日本に導入し、住宅の質の向上に努めた。耐震性・居住性・省エネに優れた、又低廉な全館冷暖房の質の高い住宅の設計を得意としている。特にカナダから輸入する収納家具は特別注文の品であり、機能性と共に、その美しさは定評がある。
「米国と日本両国の建築士を取得しているので、生活空間・スタイル・建材・機器等、両国の良いところを設計に取り入れ、建て主との対話から建て主の夢を現実のものにすることに大いなる喜びを感じて居ります。」
藤井 眞理子(ふじい まりこ) 取締役
ニ級建築士
東京に生まれる。
日本女子大学家政学部生活芸術学科住居専攻卒業後、吉村順三設計事務所に勤務。
住宅・別荘・家具の設計を担当。
1969年に渡米、サンフランシスコ市内の設計事務所に勤務。
事務所スペースプランニング・集合住宅設計に従事。
その後、子育ての傍らフリーランサーとして、バークレーで住宅改装・インテリアの仕事に従事した。
1989年帰国後、夫と共に東京に藤井建築設計を設立。日本的空間美と生活を、米国での生活体験から得た機能性と組み合わせ、建て主の生活スタイルに合わせた楽しい、くつろぎのある生活空間を造ることに努力している。