【メッセージ】
私が設計を進める時、一番最初にとりかかる作業は敷地を見て、その敷地にどんなリズムが合うのかを検討することです。音楽にリズムが大切なように、建築にとって、その土地にあったリズムが建築を生き生きさせる大切な要素だと考えています。敷地からテーブル板の厚みまで、全てが同じリズムを感じられるためのしくみとして「黄金分割」など幾何学を利用して設計します。螺旋状に広がる黄金分割の特徴によって、限られた空間に大いなる広がりを感じることができます。
【プロフィール】
1959年 静岡県生まれ
1981年〜1992年 株式会社椎名英三建築設計事務所勤務
1993年 佐野俊之とオフィスタリアセン設立/建築、デザイン担当