住まいづくりは、モデルハウスにある既製の家や建売住宅を買うセレクトする行為ではありません。
その土地に適し環境に調和した家を建て、育むものです。
自分なりの価値観やこだわり、美意識を大切にしているクライアントにそのクライアントのための唯一の住まいを提案します。
クライアントが住まいに合わせて生活するのではなく、ナチュラルにクライアントに馴染むような住まいを目指しています。
毎日暮らすための住まい
24時間365日その場に居ることができるスペックが必要で、雨風を遮る器であることが最低限ですが、家族の団らんのとき、疲れた気持ちや体を癒すとき、 家族が病気のとき、趣味を楽しむとき…建て主のライフスタイルに合わせて食べる、寝る、遊ぶ、学ぶ、育てる、集う等々の生活が、一年を通じて毎日ごく普通 にできることと考えます。
四季のある住まい
…春一番、花吹雪、5月晴れ、梅雨入り、夏空、雷雨、蝉時雨、十五夜、秋晴れ、初霜、木枯らし、雪景色、小春日和…
この国には24の美しい季節があります。そしてこの季節は刻一刻と流れて行きます。私たちは、明と暗、開と閉、動と静相反する要素を巧みに組み合わせて、この季節の移り変わりを感じられる、気持ちの安らぐ住空間を提供したいと考えています。
その住まいの暮らしの中で、時間の流れを知って、季節の移ろいを感じられる住空間を提供したい。そんな想いを込め、そして住空間に時間を取り込んだデザインを追求していきたいと願っています。