【メッセージ】
この何年か集中して、植物や庭のこと自然のことを学びました。
建物を設計するのと同じように、
自然の環境や人びとの生活といった、
きまったかたちのないものをデザインすることも大切です。
住宅の設計は、小さな家具のデザインから、
部屋、家そして庭を通りこして、地域や自然の空間へとつながり、
人が住む場所をどうつくるかを考えることにつながります。
自然環境と一体となった、
いきいきとした、楽しいと感じるような空間をつくります。
設計にあたっては、構造、設備、照明などの各種専門家とともに、計画をおこないます。
一緒に、素敵な住まいをつくりましょう。
【プロフィール】
1961年 東京都生まれ
1986年 東京工業大学工学部建築学科卒業
1987年 スイス連邦工科大学(ETH)
1989年 東京工業大学大学院修了
1989年 伊東豊雄建築設計事務所
1994年 篠崎健一アトリエ設立
1999年 創建一級建築士事務所に改める
2001年 - 伊東豊雄建築設計事務所に設計協力
2008年 - 日本大学生産工学部非常勤講師
一級建築士 第267491号
管理建築士 第092F-18179M号
登録ランドスケープアーキテクト 第00442号
日本建築学会地球環境委員会 エコロジカルリージョン小委員会委員
日本建築学会農村計画委員会 農村環境共生小委員会主査
住宅の設計だけでなく、さまざまなフィールドの境界への旅を楽しんでいます。
これまで、スペインやイタリア、フランス、東南アジアや中国などでも設計に携わってきました。それぞれの地域や場所に、固有な風景や文化のうえにつくられる、建築というものの面白さを実感します。
最近の活動
東京オペラシティ・アートギャラリーにおける、
「エレメント」構造デザイナーセシル・バルモンドの世界展(http://www.operacity.jp/ag/exh114/)の制作協力をしました。
昨年の夏は、信州の山でチェーンソーで木を切ってきました。
専門的には森林制御と言うそうです。森林の薄暗い空間に、さーっと光がさし、広がりのある空間があらわれました。
最近は、農村地域へもあしげく通っています。
スペインのマドリッドの公園がすこしずつできてきています。
既に7年経過しました。