【メッセージ】
古い日本の家屋は自然のエネルギーをうまく利用した形をしていました。軒が深いことで夏の強い陽射しを遮り、冬には日足の長い陽の光を室内にたっぷりと採り入れていました。また植物、土などの自然素材でつくられた家は解体時にも再利用や処分がしやすくなっていたのです。現在ではそうした良い点を忘れて、自然のエネルギーを機械的に制御することで快適さをもとめる方向にあるように思えます。住宅を設計するということは、太陽、風、雨、などの自然の働きを活かしてそれをデザインすることと考え、自然を制御するのではなく、調和しながら快適に過ごせる家をつくっていきたいと思います。
【プロフィール】
妻、長男、次男との四人暮らし。
趣味は、アコースティックギター(フィンガーピキング)と薪ストーブ
すきなものは、お酒、リーガルサスペンス本、70年〜80年代の音楽、薪割り、椅子、ハンモック、焚き火料理
これまで設計した住宅の数は100件以上。
最近の設計比率は住宅90% 週末住居10%-山梨、軽井沢、那須など寒冷地での設計事例多数。
薪ストーブ設置住宅30件以上。首都圏での薪ストーブ設置事例多数。
OMソーラー設置住宅16件。パッシブソーラーそよ風設置住宅36件。
所属団体
リビングデザインセンターOZONE 登録設計者
NPO法人 家づくりの会理事、設計会員
受賞
2008年環境デザインアワード 環境デザイン優秀賞受賞