【メッセージ】
住まいは、住まう人どうしやその人たちと社会の、変化する関係に応じてつくり続けられる永遠の未完成なものとして、住まい手がつくり続けられる「シンプルな覆い」としての住宅=ネイキッド・ハウス(住むこと本来のあり方を、飾りなくありのままに実現する住宅)を心がけて設計している。
しかし「本来のあり方」は一様ではなく、また「ありのまま」も、ただ単に「よく目にする、普通、一般的なもの」とは限らない。住宅の建築を通して常識を問い直し、日常を再生できればと思っている。
【プロフィール】
1984 武蔵野美術大学大学院 修了
1986 ホクストンデザインコンペ 佳作
1988 スペースラボ 設立
1995 武蔵野美術大学 非常勤講師
1996 平田町タウンセンター公開設計競技 特別賞
2001 戸建集合住宅アビタ戸祭 東京建築士会住宅建築賞
2010 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス計画設計室