【メッセージ】
京都市東山区で生まれ、大学を出るまで京都で育ちました。
中高は同志社、大学は京都工芸繊維大学で学びました。
卒業後、就職したのが大阪市内の設計事務所でした。その事務所では、企画設計を徹底的に教え込まれましたので、どんな敷地でも、建物の計画案を速やかに造れる術を身に付けることが出来ました。
退社後、ぼちぼち自分で活動しだし、大阪市内で設計事務所を共同で設立し、その後、その事務所を出て京都市内に新たな設計事務所を夫婦で立ち上げて現在に至っています。
私は建築の基本はコミュニケーションであると思っています。クライアントとのコミュニケーションが濃いほど、良い建物になっていきます。これは確信に近いものがあります。皆さんは、設計と言えば、プランニングやデザイン力で良し悪しが決まると思われていると思いますが、それはできて当たり前の話で、実際一番大切なのは、設計者とクライアントとのコミュニケーションです。話し合うことが一番重要なのです。
テクトスタジオでは、設計者とクライアントが楽しく話し合いながら、クライアントの夢を実現していきます。
これから自分の家を建てようと思っている方は、ほとんどの人が漠然としたイメージしかなく、自分の望んでいる空間をスラスラ言える人はまずいません。クライアントの要望を根掘り葉掘り聞きながら、その漠然としたイメージを具体的にしていくことが、建築家の役割です。そこが一番大切なのです。形や素材、器具や設備など住宅にとって大事な要素はたくさんありますが、そういうことを決める前に、建築家と充分にコミュニケーションをとることが必要です。クライアントと建築家が共通のイメージを共有してから、家づくりをスタートすることが重要です。
【プロフィール】
1953年 京都市生まれ
1972年 同志社高等学校卒業
1978年 京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業 株式会社大建企画設計入社
1984年 同事務所退社 アラカワデザイン室設立(大阪市西区)
1989年 有限会社フォルムアーキテクトを共同主宰(大阪市北区)
1993年 有限会社フォルムアーキテクト退社
有限会社荒川建築設計事務所設立(京都市下京区)
1999年 京都工芸繊維大学非常勤講師
2002年 有限会社テクトスタジオに改称
2006年 事務所を京都市下京区修徳学区の町家に移設
2016年 京都女子大学非常勤講師
※現在は非常勤講師をしていません。
所属団体 日本建築家協会(JIA)・京都地域会
京都府建築士会
京都市修徳学区自治連合会まちづくり委員会・景観づくり協議会
Instagram https://www.instagram.com/tectstudio/