『宇都宮の家』は、1階を親世帯、2階を子世帯に分けた
2世帯住宅です。
今まで設計した住宅の中でも、住人の数が一番多い住宅です。
L型の配置で庭を囲み、通りからのプライバシーを確保すると共に、
世帯間の視線のやり取り等、距離感が上手く取れるように考えました。
1階:
・各部屋から外のデッキに出られるようにして、庭との繋がりと
回遊性を作りました。
・車椅子が移動しやすいように、アプローチから水廻りまで、
バリアフリーとしました。
・小さな個室では、立体的に空間を利用しながら、
クローゼット、本棚、ベッド等、
必要なものを造り付けにしています。
2階:
・居間・食堂・AVコーナーの空間が一体化して、
お子さんたちに目の届きやすい、広々とした
一室空間にしました。
・広々としたバルコニーは、たっぷり洗濯物が干せたり、
子供たちが安心して遊べるスペースでもある、
気持ち好い空間です。
・お子さんがまだ小さいので、子供室も間仕切りや扉を付けず、
一体の空間として、目が届くようにしています。
また、階段には建具で柵を設けました。