東京は人口が多く保育園に入れない子供達がたくさんいる場所が点在しています。
この建物は保育園の定員を増やすという東京都の方針のもと今ある小さな保育園の定員を増やすために作られました。
この建物の外観は周辺の景観と上手く調和するために周りの建物でよく使われている形や材料、色、植栽などをサンプリングして再構成しました。また子供達が覚えやすい家のと認識できる切り妻の家形を採用しています。
1階は0歳児の保育スペースで調乳や沐浴や医務室が配置されています。
2階は3~5歳児のスペースでその中心に小さな家がありそこは子供達のトイレになっています。
子供達のスペースは空気中の化学物質の制限や室内に使う事のできる材料や子供達が怪我をしない安全性を確保するディテールなど厳密な基準がありこの建物は全てそれらをクリアしています。
located: Tachikawa City, Tokyo
design team: tai_tai STUDIO/Hidekazu wakabayashi,hn Architects/Naoaki Hashimoto
completed: 2016
function:nursery
site area:348.96㎡
architectural area:126.88㎡
total floor area:259.60㎡
structure: steel
photography: Hisashi Okamoto