正直申し上げます。40坪が適正規模です。なぜ60坪なのかが問題です。お施主様からの希望ですか？それとも建築家がきめてできるといったのでしょうか？要望過多で始まっていないかよく考え振り返ってみてください。

コメントありがとうございます。
60坪と言うのは鉄骨3階建ての方でよろしいでしょうか？
これは施主たる私の希望を反映してのことですが、
1階　駐車場・ピロティ→20坪
2階　２LDK→LDK15畳、洋間①6畳、洋間②5.6畳、その他合計→20坪
3階　2階と同じ。
ざっくりとですが内訳がこうなっており、LDKを広く取りたかったことに加え、寝室＋＠（書斎、将来の子供部屋）で2室は欲しかったので延べ床面積60坪となりました。

本当の問題は出発点にありがちです。

つまるところ世の中の相場を知らないまま進めてしまったということです。今からしっかりと40坪に戻すことです。適正規模から1.5倍の規模はどうあがいてもまとまりません。計画が頓挫するだけです。本当に困ったときはお声をかけていただければ面倒は見ます。問題はなぜ建築家が適正規模をおそれずに伝える勇気を持たなかったかが今回の失敗の原因です。言いにくいことを先に言わないと建築はまとまりません。1.5倍の規模を造ってくれるところあれば全建築家が教えを請いに伺うものです。広く安くはだれでも欲しがっても、だれも造ってはくれません。なぜなら赤字をしょうからです。工務店さえ教えを乞うにやってきます。多分、設計は最初っからやり直しに等しいはずです。

通常は安全を見てコンパクトに確実に収まるように計画し予算が余れば面積を拡張しますが、やり方が逆の場合は頓挫します。これが建築家の腕の見せ所です。

詳細にご指導いただき、ありがとうございます。
現在、工務店数社に見積もりを再依頼しました。
設計は木造2階建ての方で進めていくつもりです。
最初の工務店の見積もりでは設備面がかなりグレードの高い商品での見積もりだったので、ここもっとダウングレードすること、設計面では収納を多くするため小屋裏などを入れていましたが、外壁・屋根の工事費を圧縮するため、そこをなくしていくなど、大きな設計は変えず、建築費を圧縮していきたいと思います。
時間がかかっているのは確かですが、その分設計士と平面プランはこだわってこだわりぬいてようやく理想に近いプランが出来たので、そこは生かす方向で進めたく存じます。
この度は、質問への解答だけでなく、コメントまで頂戴し、誠にありがとうございます。
がんばって理想のマイホームを作っていきたいと思います。