不整形な敷地と、都心部の密集した住宅地という立地の中で、いかに豊かな生活を送れるかを考え、中庭を中心として緑を囲むような配置計画とした.
通常の箱型の配棟に比べ、3~4面で採光通風の可能な風と光の通る計画とし、各住戸から中庭を望む.
東京都安全条例による避難経路を利用した中庭のアプローチは各住戸を内接させたことで利用者の交流を促す計画とした.
内部空間は各住戸の空間に変化を持たせ、ワンルーム形式でカーテンで仕切ることによって利用者によって様々に間取りを可変することができる.
これによって内と外(中庭や前面道路、隣地)との関係性を住まう人が様々にアレンジできる空間を実現した.
・各住戸平均して3面採光、通風が取れているので
とても過ごしやすい空間です。
・中庭の豊富な緑が楽しめるテラスハウスです。
・屋上にテラスを設け、眺望の良い公園や近隣への眺めを楽しめます。
限られた予算内での施工ですので、
木造軸組工法とし、各住戸に必要となる階段は鉄骨の片持ち階段とし、仕上材料も工夫することでローコスト化を図っています。
日砺建設株式会社
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