愛知県稲沢市国府宮(こうのみや)に建つ、「親・子・孫」合計7人の三世代が一つ屋根の下に暮らす二世帯住宅です。1階が親世帯、2・3階が子世帯というプログラムで、建築は矩形のボリュームに三層の中庭が挿入されたシンプルな構成。収納の多さが興味の対象の親世帯と、洗練された生活空間が興味の対象の子世帯。この両極端に位置する要望のGAP(間隔)をGAPで一つに内包した建築です。階層の差により緩やかな世帯間の交流を促すGAP(段差=吹抜)。細長い敷地形状をカバーしながら良好な住空間を確保する為に挿入されたGAP(隙間=中庭)。 GAP(間隔)をGAP(段差・隙間)で埋めGAP(間隔)を無くすというロジック。
■第3回TASC賞
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