小高い丘を切り拓いた街並みの中、大通りから少し見上げたところにある住宅。緑あふれる斜面と外階段で、玄関までの意識を繋いだ。囲っている外壁は、道路側からの強い西日を遮り、2階LDKの住環境と視線にも配慮。南側と北側の屋根勾配を変え、夏の暑い時期の換気と、空を見上げる抜け感を得ている。 限られたこの敷地で、庭となる部分は少ない。その中で緑あふれる斜面が、意識的・精神的な中心となってくる。この家の顔であり、憩いの空間となる。
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