ハードに働く共働き夫婦が、仕事の終わった後、日常から離れてゆったりとくつろぐためのリゾートをテーマとした住宅です。
新しく区画された住宅地の一角に、「日常を忘れ、バリのリゾートのゆっくりと流れる時間や雰囲気を感じられる住まいを。」との要望から、「ホームスパ」としてくつろぎ空間を自然に創り出すことを計画し、深く大きな軒を通して周囲の環境を取り込み、開放的でありながらも落ち着いた雰囲気を楽しむアジアンリゾート空間溢れる住まいとしました。
1階は、大きなバスコートを持つ開放的なバスルームや、共通の趣味であるスキーのチューンナップできる広い土間と大容量の収納を玄関に設け、白と落ち着いたダーク系の色に統一した2階は、東、南、西の3方に対してとても開放的としつつ、南面には隣戸の視線と日射を考慮した身長より少し高めの壁を配置したプライバシーと開放感の両方を実現しています。
また、内部から繋がる大きな軒下のバルコニーを東西面に取り、カーテンに頼らず開けっ放しでの生活が快適に行える住まいとなっています。
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