〜旧商店街に建つRC外断熱の3階建て2世帯住宅〜
中野区内の旧商店街に面し、住宅やマンション、店舗が密集している敷地にあって、周囲からのプライバシーの確保と共に、採光と通風のよい住まいが求められた住宅です。
2階に子世帯、3階に親世帯が暮らす2世帯住宅で、玄関と階段、エレベーターを共用するRC造の3階建て2世帯住宅です。
東西に細長い敷地で、西側が道路という立地条件から、階段室とホームエレベーターを中央に配して、廊下を少なくすることで限られた敷地面積の中に効率よく各室の面積を確保しました。
また、周囲がマンションやアパートに囲まれている為、日当たりが良好な敷地ではないことから、建物中央に配した階段を透明感のある光と風が通るものとしました。
採光としては、この階段上部の窓と電動式のトップライトから光が下階にふりそそぎます。
通風としては、煙突効果による上昇気流を利用して、各室からの風が階段上部へと抜けるものとしました。
また鉄筋コンクリート造の場合には当事務所では外断熱工法をお勧めすることが多いのですが、この住宅でも外断熱工法として、東邦レオのドライビット工法を採用しました。
これにより、安定した室内温湿度環境を得やすいだけでなく、良質な衛生環境、結露防止、躯体保護による建物の耐久性向上をはかったものです。
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