東側前面道路が主たる地盤より1.4m下がった敷地で、既存地下駐車場がありましたが隣家と共有のため解体できず、残さざるをえない状況で、いかにそれを克服して豊かなスペ
ースを獲得するかがテーマの建て替えです。
地下のRC(駐車場+納戸+書斎)の上に木造2階が乗っています。建て主さんは山登りが好きで、“山に行かなくても山小屋のテーストが味わえる”という望みがありました。
しかしあくまでも全部が木ではない方がよいという事でした。
そこで柱、梁、床、天井、は国産の無垢の木現わし(柱は杉、梁は松、床は杉)主体で、壁にはケイソウ漆喰と杉板をバランスよく使い分けてる自然素材の家です。
隣家との距離が近く、建て込んだ状況でいかに風や光の流れを取り込むかを勘案し、開口部やバルコニーの位置を工夫し、引き戸を多用することで開放的な一体感をつくり、よりその効果をあげています。
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