藤沢郊外の、車好きと家族の住宅。
狭くない敷地ながら予算で制限される施工規模と、所有する3台に来客用を加えた駐車スペース確保とで結果的に定められてしまう居住エリア。
その広がりを最大に引き伸ばすため、各室を視覚的に広げる2種類の中庭(ガレージから車の乗り入れられるドライな中庭+芝と高木の落ち着いた緑の中庭)、及び遠く富士山を望むテラスを設けた。さらに室内では、リビング上階の床を、その部屋を使わない時は跳ね上げられる、可動床とした。
可動床は操作が容易な電動巻上式で、子供が増え・巣立つという長期的な要求から、突然の来客・空調負担軽減という瞬間的な要求にまで応じ、延床面積を変えつつ本来の容積を無駄なく最大に享受させてくれる。
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