近鉄電車の河内国分駅から徒歩3分であるが、少し路地を入った
静かな地域に建つ木造2階建て4件長屋の賃貸住宅。1階に2件、
2階に2件の住戸があり、正面からは玄関扉のみが見えるだけで
しっかりとプライバシーを確保したシンプルな外観であるが、
内部からは明るさと広がりがより感じられるように斜めの壁に
窓をつくり、そこから専有スペースであるテラス繋がる空間と
しています。賃貸であるためのコスト面も考えながら、建物の
遮音性も考慮した計画の建物となっています。すべて住戸に
WICとしても、寝室としても使用可能なLDKと一体使用が
可能なフレキシブルなスペースがあり、更に2階の2戸には
高い吹抜とロフトが備わっています。
「プライバシーを守りつつ、各住戸は広々開放的」
「共同住宅ではない、現代版長屋のテラスハウスは快適ワンルーム」
「メンテナンスも考慮しつつ、差別化した無垢板のフローリング」
工務店:有限会社ビームスコンストラクション
構造設計:土屋設計
写真:多田ユウコ写真事務所