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Q&Aでは文字数の制限が有るので、こちらに続きを入れて起きます。

在来工法、軸組み工法と呼ばれる木造であれば、構造をしっかりとバランスよく
設計することが最優先なのです。それに「余剰の安心」を与えるために新建材や、
ハイブリッド建材を使うのです。

構造設計に関しては、耐力壁をバランスよく配置することが基本で、柱が
途中で折れてしまうなんてことは考えません。まぁ細長比ってのが有るんですが、
流通している柱の長さを使っていれば、2階建てまでなら神経質にならなくて
大丈夫です。縦揺れの心配は「引き抜き」の心配と考えるんです。
現在では構造用の金物を使って施工しますが、これらの金物は、コンピューターを
使ってバランスよく配置しています。
また増改築の話も出ていますが、もしもそれを本気で考えているならば、耐力壁は
面材でなくて「筋違」で施工した方が良いように思います。
2017年12月12日 11:08
また家の「耐久年数」は、丈夫だから長いというものでは有りません。
代が変われば使い方も変えたくなるかもしれません。売ることになれば更地で
渡してくれと言われるかもしれません。あまり先々の事まで考えても仕方が無い
という事です。実際に家は長く使用する間には、メンテナンスが欠かせません。
どれだけ新築時に配慮しても、後々お金が掛かることは避けられないのです。
つまり、高級な仕様にしたければ「財布が許すなら」すれば良いですし、
出来なくても現在の基準法以上に設計施工されたものならば、自分たちが
生きている間くらいは持つものだと覚えておいてください。

くどくなりますが、使用材料よりも「まずは設計」そして「丁寧な施工」が
家を丈夫に長持ちにしてくれるということです!
2017年12月12日 11:08
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