駅へと繋がる交通量の多い道路に面していることもあり、
プライバシーを守りながらも明るさや眺望を確保出来るような配慮が必要とされました。
2階にデッキテラスを連続させて広がり感を加えつつ、カーポートや玄関先などの雨除け対策と絡めて目隠しを一体的に形成。片流れ屋根にハイサイド開口を合わせて天空光を受けています。
1階は個室郡で構成していますが仕切り壁を構造と切り離し、将来的な住まい方の変化にも柔軟に対応出来る様になっています。
外壁は、割れに強い樹脂モルタルで仕上げています。
味気ないサイディングではつくれない、
左官仕上げ独特の風合いがこの建物の大きな特色になっています。
日中はカーテンを開放して暮らしています。絶妙なテラスの配置から、
道路から中が見えることはありません。
室内の映り込みが気になるので夜間はカーテンを閉めていますが、
ストレスなく開放感を楽しんでいます。