ガソリンスタンドから焼き餅屋へリノベーション
奈良の長谷寺の山道で焼き餅店を経営していて,京都に支店を出店したいと計画されていた.
出店地のロケーションとしては京都の祇園,八坂神社の南隣の位置関係です.
空間としての床面積は15坪の狭小地でしたが,天井高が4.5mということもありこの空間の高さを効果的に活かして魅力的なお店にしたいとの強い要望でした.
大開口のファサードより街路とつながった土間,ベンチを眺める中2階からは作業場の気配も伝わる.4.5mの天井高を有効利用する為に西に面する入り口には大きな高さ4mの5枚引きの建具を製作し,常に全開口することで実際のプロポーションをより大きく見せることが出来ました.
建物の構造は既存からあったコンクリート造で,元々は古くからあった京都のガソリンスタンド.
二層分の天井の高い構造体を再利用して中間階に作業場を設け,全く別機能の焼き餅屋として生まれ変わったリノベーションです.
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