敷地は間口2.5m強、奥行11m強という、いわゆる「ウナギの寝床」といわれる狭小地。この厳しい敷地条件の中、可能な限りの広さと快適性を確保することが求められました。『人とネコが共に楽しく暮らせる家』をテーマに、建物全体の大きな空間構成のコンセプトから細部の使い勝手まで、2年半かけて建築主と一緒にじっくり検討してきました。隣地の建物が迫ってくる過酷な環境の中で、光を十分に取り入れて明るさを確保し、冷房なしでも風が抜けて心地よい住空間を目指して計画しました。
(photo by 傍島利浩)
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