老夫婦が1年の内数か月を過ごされる別荘の建て替えを行った。
車椅子生活も視野にバリヤフリーであることや子供家族が宿泊する際には寝室にいてうるさく無いようにといったご要望から設計していった。
敷地は高々と育った松やもみじに囲まれ、日当たりが限定されていることや他の別荘の配置との関係等を読み込んで、建物の配置や窓の位置を検討した。
その結果、リビングと寝室は分離して別棟のような形態とし、陽だまりにリビング・ダイニング・キッチンを配置しアプローチ側に寝室棟を設けることとした。
半地下倉庫もご要望されていたのでリビング下を倉庫にすることでリビングの床をやや持ち上げ、日当たりをより確保するとともに隣接するキッチンとの段差によって炊事をする人とリビングに座る人と視線が合うようにした。
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