奥様のネイルサロンを併設した住宅である。敷地はニュータウンと昔ながらの田園地域の境界にあり、田園地域の風景の良さを引き継いで、下屋(母屋から差し出した屋根)のある家としている。南北に出した下屋は、北側の玄関につながる土間では自転車を置いたり、ウエットスーツを洗ったり、南側はリビングとつながるウッドデッキでは子供が素足で遊んだり、公園を見ながら家族でくつろだり、内部と外部の暮らしが気持ち良く繋がる空間となっている。
1、奥の深い軒下空間は柱がなく、開放的な空間です。
2、農業用メッシュで外部カーテンを作り、軒下空間に吊るしています。
このカーテンによって風を通しながら外部との視線のやりとりを柔らかくしています。
3、ネイルサロンは、野田線からも見える位置に大きな開口部を設けいて、
窓の前の長いベンチには植栽を置いたり、近所の方と話しができる空間です。
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