下町の住宅密集地に建設された集合住宅(3戸)+オーナー住宅。通常は居住性、採光、眺望もよいなどの理由から、オーナー住居を最上階にもっていくケースが多いが、ここではオーナーの要望から、オーナー住居の接地性を確保し、1,2階をオーナー住居、2,3階を貸室と鍵型に空間を組み合わせた計画を試みた。オーナールーム吹き抜けのスリット窓を通じてダイニングに座ると夜空を運行する月が望めるようになっているといったおもしろいイタズラもしてみた…。Photo Joe Shimizu