葉山町にある古民家をフルリノベーションしています。
葉山町は古くからの街並みと海を利用した新しい別荘地としての文化が混在している街です。
コンクリート基礎部分から補強をし、既存の柱も活かしつつ新たな骨組みを構築しています。
部屋と部屋を繋ぐアーチ形はやわらかな印象で、
木材や暖炉などと共にぬくもりを感じさせてくれます。
もともといわゆる和風で古風な建物でしたが、それに新しい湘南地域の文化でもある、レッドシダーを使いながら、和洋折衷な建物を望まれました。
内部空間は和の木のぬくもりがある既存部分の中に洋の白い家型の箱を二つ浮かばせました。
和と洋が折衷していくことで、新しい湘南地区の文化を継承した住宅とすることができました。
ありそうで少ない古民家の構造改修、耐震補強
大きな吹き抜け
船舶窓など、こだわりのディテール
既存を残すもの、新しく加えるところをうまく調和するようにまとめました。
解体してからの設計変更がすごかったです。