和歌山市に建つ築32年のマンションの一室をリノベーションした、母と子供2人、3人家族のための住宅です。
「個室は仕切らず最小限とし、LDKを広くしたい」とのご要望と、「ローコストな計画」であることが求められたことから、室を東西で二分割するような境界壁を1枚だけ建てる計画としました。
境界壁を境にして、隣戸側は個室となる「プライベートスペース」を、三面開口側は家族のための広場となる「コモンスペース」に分かれます。プライベートスペースは就寝と収納など「静」の機能に限定することで最小限化し、様々な生活を行う「動」の機能をコモンスペースに重ね合わせることで広場の面積を最大限に確保しています。
また猫と共に住まうため、衛生および臭気の面から、玄関およびダイニングキッチンは猫が立ち入れないエリアとして独立させ、猫のトイレや食事は洗面所に集約しています。ダイニングキッチン以外を自由に歩き回れる立体的な猫動線は、室全体の空気の循環と、光を届ける役割も担う一方、子供達のコミュニケーションの場にもなっています。
詳しくは下記のURLをご覧ください。
http://kawai-arch.com/portfolio_page/momo/
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