隣家が接近して建つ密集住宅地に完成した、床下収納階つき木造3階建て住宅。構造的・法規的な束縛から住宅を解放し、プライバシーを確保しつつ開放的な住環境を獲得するために隣地境界近くに解放壁を提案。構造耐力壁であり、防火上有効な塀の機能を担う解放壁を居室と別に、敷地の輪郭からセットバックし設けることで、プライバシーの守られた開放的な空間を提案した住宅。また、この解放壁と居室の間に外部吹抜けを設け、内外を一体化することで建蔽率60%という厳しい規制を感じさせない計画となっている。
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