岐阜の郊外に建つ平屋のコートハウスです。敷地は東を道路に面する分譲地でこの住宅が建つ頃には南北とも建売住宅が建つことが予想されました。そのため南北の眺望はあまり期待できず、かつ高いプライバシーを求められたため、ロの字平面としました。正面の外扉をくぐると軒下空間のアプローチへつながり、さらに一度折れ曲がり、本来の玄関へたどりつきます。中庭を中心に主室から水回り、そしいて個室群へとつながる構成で中心性を感じさせるよう配慮して設計しました。
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