「白いモノリスの部屋」
「2001年宇宙の旅」の冒頭に突然現れる黒い長方形の物体、モノリス。
類人猿に叡智をもたらし、何かを変えていく象徴的な実体。
古い空間の中に新しい「白いモノリス」をぽつんと置いてみました。
映画の中のモノリスのように全てが生まれ変わっていくように・・・
柏市に述べ床約20.5坪、ワンフロアー約10坪の古い木造2階建を
一階をアトリエ、二階を丸ごと借りることになりました。
総額200万円ちょっとの超ローコストですので、
小さな工夫で大きな効果を挙げられるよう設計力を駆使し、
自分たちで出来る事はする、いわばハーフセルフビルドの家作りです。
今も悪戦苦闘しながら、そして楽しみながら、改造継続中です。
「白いモノリスの部屋」は変化し続ける完成する事の無い未完成住宅です。
年内中に二期工事を計画中。
「白いモノリスの部屋」(住宅部分、外部含め)
・外壁の塗装、一部補修
・ 畳み等床仕上を全てレッドパインに改修
・ 壁は一部オガファーザー、他は既存のまま
・ キッチンはレンジフード以外全て改修
・ 敷居、鴨居、垂れ壁を極力撤去し、床、天井を通す事で空間の広がりを確保
・ 設備配管、配線はほぼそのまま、器具を取替
・ 別々だったトイレ、洗面コーナーを一体に変更