のどかな風景に囲まれた高台に建つ住宅です。田舎のようでありながらも、建蔽率30%、容積率50%という法規制のため、敷地に空地が必然的に生まれるのが特徴的な場所でもあります。その敷地に南側隣地が建築前ということも考慮しつつも、「南側の風景を大事にした家」をコンセプトに計画しました。
軒の深いリビングは南に梁を見せながら伸ばすことで、外を内に取り込むと共に、外と内との一体感を持たせました。和室を含めた個室はすべて南に向け、2階は屋根に乗れる程の大きめの窓を設置し、景色を感じられるよう工夫しています。バルコニーも防水が施されたものでなく、木で製作することで、全体の雰囲気を損なわないよう配慮しました。また、仕上に桧の床や真壁の珪藻土などを採用することで空間に落ち着きと懐かしさを求めています。
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