敷地のなかに庭生成の起点となる植栽を点植し、将来的な庭の在り方を想定した上で、その庭の余白に小さな住まいを計画しました.
神座の家は、三つの異なる居場所によって構成され、寄せ集まることで小さくても大らかな住まいを実現しています.また、ディテール・素材・開口部の在り方に一定のルールを持たせ構成することで、それぞれの居場所と庭の木々とのつながりを浮かび上がらせています.
分譲地のなかにあって、建物と庭の在り方をみつめることで見えてくる豊かさが、その住まいの暮らしだけでなく、分譲地全体に拡がっていくことを考えました.
( Photo | Yoshiharu Hama )
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