計画地は都心の住宅密集地ですが、北側に大きな生産緑地、南西に駐車場を挟んで桜並木が綺麗な緑道が眺められる環境にあります。 しかし両隣の住宅が近接しており、将来的に南面の駐車場に家が建ってしまえば3方向囲われた環境になってしまいます。 一つながりの環境としてある街に対して閉鎖的な関係ではなく、敷地周辺の環境と相互不可分の関係の良好な環境を築くために、建物のボリュームの半分を45度回転させ、平面的に「くの字形」配置することで、お互いの視線や圧迫感を感じずに採光と通風を確保できるという機能的な空地を獲得することになり、同時に断面のレベルを操作することで、周囲に広がる豊かな環境と一続きの内部空間をつくりだしました
資料請求にあたっての注意事項