島根県松江市に建築した二世帯住宅。 宍道湖沿いの角地、施主が生まれ育った家の建て替えです。 1階を両親の住まい、2階を若い夫婦と子供の住まいとする総2階建て。 玄関と階段のスペースを共有し、それぞれにキッチンとバスルームを持ちます。 以前からこの場所に長く住んでいた両親の住まいは、建て替え前の生活習慣をなるべく変えたくないという要望があり、出来るだけ部屋の並びを変えないように配慮しました。 2階の若い夫婦の住まいは、立地条件を生かして宍道湖を眺望する居間とし、光も大きく取り入れ、風通しも良くするため、2間(3.64M)の間口で筒状の空間としています。 1階は作業場や蔵、祖父母の家と地続きに繋がる平屋的な住宅の間取りとし、2階には宍道湖に浮かぶような眺望を確保した住宅です。