道路向かいに線路がある三角形の敷地に、遮音と採光を求めながら、敷地形状の不利をいかに逆手にとり、広がりを感じることができるかを追求し計画した住宅。
1階の居室は法規の都合もあり、止むを得ず線路沿いに窓を設置しているが、2階の和室とホールではトップライトを配することで、遮音しながら明るさを確保し、LDKは、西側線路との間に空間をひとつ置くことで遮音効果を求め、採光に対しては少しの窓とガラス戸を利用することにより解決を図った。
黒のファサードの変形住宅は、ステンドグラスなどのどこか懐かしさも感じさせられるインテリアや特徴的なダイニングキッチンの効果もあって、敷地のデメリットを感じさせない住宅になったと思う。
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